笑えない

笑いはいかに「素」でやるのが難しくて大切ということが根底にあって
本人自身もそれを語っていた。
犬を主人公にした犬マンや、素人おっさんを使った働くおっさんなんかはそれが顕著に出ているて
緻密に練られた企画や笑いよりも、意図せず生まれた笑いのほうが面白いという
松ちゃんはこの部分にジレンマを感じていて、最も尊重している部分なのだと思う。
だから狂人や汚いおっさんを装った時の彼は、迫真で面白い。
ある意味、人格を疑う。自我の崩壊寸前まで自分を追いつめてやっているからこそ
飛び出てしまう悪循環でもあるのだ。
だから、僕は松ちゃんに対する批判の大半が的外れというか
意味のないものと感じる。
やはり、松本人志の世界観が新参に受け入れられにくいというのは否めない。

それにしても･･･相方の天然を見ている時の松ちゃんは嬉しそうだｗ

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